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リトライ 吉田組の傘下に

太陽光開発強化

太陽光発電所開発のリトライ(東京都中央区、森下悦道社長)は2023年11月、ゼネコンの吉田組の傘下に入ったと発表した。吉田組とともに太陽光発電所の開発を強化していく。

リトライは23年6月、第三者割当増資を実施し、株式の過半数を吉田組に売却した。今後はEPCを手掛ける吉田組とともに、出力換算で年間60MWに及ぶ〝非FIT〟の太陽光発電所を開発していく計画だ。

リトライの森下悦道社長は、「太陽光発電所や風力発電所などの建設実績がある吉田組の傘下で、太陽光発電所の開発をより強化していく」としたうえで、系統用蓄電所の開発にも参入する意向を示した。

リトライは11年の設立後、自然電力とFITを活用した太陽光発電所の開発で協業し、高圧・特別高圧太陽光発電所を開発してきた。23年10月時点の累計実績は560MWにのぼる。22年9月には法人向けの自家消費提案を開始し、23年6月には太陽光発電設備を施工する専門部署を発足していた。︎

森下悦道社長

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