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日本PVプランナー協会 全国大会開催

再生可能エネルギー設備の販売・施工会社などが参加する日本PVプランナー協会(東京都千代田区、石丸貴樹理事長)は2023年11月17日、都内で全国会員大会を開催した。会員の表彰や基調講演などを行った。

全国会員大会は今回で11回目。大会では、協会の施策方針の発表や会員の表彰、常陽銀行とREイノベーションズによる寄付の贈呈式のほか、基調講演もあった。講演では、環境省国際連携課と東京都環境局のほか、協会の会員企業であるコクホーシステムと鶴田電機が、自家消費用太陽光発電設備の受注拡大に向けた販売戦略をテーマに登壇した。

会の冒頭で石丸理事長は、PPA(電力売買契約)方式を含む自家消費用太陽光発電設備を推進する方針を示したうえで、「現在の太陽光発電のkWhあたりの発電原価は高圧で11~13円だ。高圧受電家向けの平均小売り単価が約25円だから十分に安価な再エネ電力を届けられる。電気料金の高騰や円安による物価の上昇など、環境が厳しいからこそ再エネを代替エネルギーにする意義は大きい。協会は太陽光発電のさらなる普及による安定電源の確保に寄与していく」と挨拶した。

挨拶する石丸貴樹理事長

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