独クラニッヒソーラー 住宅再エネ設備販売を強化
独・再生可能エネルギー商社の日本法人、クラニッヒソーラー(愛知県名古屋市、川畠義史社長)が住宅用太陽光発電設備の提案を強めている。複数のメーカーから製品を調達し、顧客の要望どおりに設備を組み上げる。2023年夏に始めた。
同社は、太陽光パネルやPCS、ハイブリッド型蓄電設備などを複数のメーカーから仕入れ、設備一式で販売する。価格重視の設備や高性能で長期保証付きの高付加価値設備など顧客の要望を反映した設備に組み上げる。
同社の川畠社長は、「高付加価値な設備とは、たとえば出力430Wのn型単結晶パネルにソーラーエッジのオプティマイザ付きPCSと住宅用蓄電池を一体にした製品だ」と説明する。
同社はこれまで太陽光発電所向けの商材を販売してきたが、「東京都による太陽光発電設備の設置義務化など、住宅用太陽光発電設備の需要が拡大する」(川畠社長)と見ており、今回の商品化に至った。