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ベストワン、住宅用太陽光パネル発売

再生可能エネルギー関連商材を販売するベストワン(横浜市、影山潤社長)は2023年11月17日、住宅用太陽光パネルを発売した。自社の電子商取引サイトで拡販していく構えである。

同社は、中・ブルーサンソーラーから太陽光パネルを調達し、かねてより電子商取引サイトで販売してきたが、23年6月には販売代理店契約を結び、このほどブルーサンソーラー製の住宅用太陽光パネルを発売した。

新製品は、バスバーやフィンガー電極を太陽電池セルの裏面に配置したHPBC(ハイブリッド・パッシベイティッド・バックコンタクト)技術導入のp型単結晶パネル。最大出力は450W、変換効率は23%、開放電圧は39.93V、短絡電流は14.45A、寸法は1722mm×1134mm×30mmで、質量20.8kgである。

同社は、15年の製品保証と30年の出力保証が付く太陽光パネルを1枚あたり税込み2万4200円で売り出した。希望者にはパネル1枚から販売する。

新製品について、同社の影山社長は、「日本市場に初めて投入する商品だ。低照度や高温下でも安定的に発電する」と特徴を説明する。

同社は14年に設立し、16年に再エネ市場に参入した。複数のメーカーや商社から商材を仕入れ、太陽光パネルのほかに、PCS(パワーコンディショナ)や可搬型蓄電設備、遠隔監視装置などを販売している。今後は全面黒一色の太陽光パネルを扱う予定である。

新製品の出力450Wの住宅用太陽光パネル。写真左は表面、右は裏面

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