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中・バーソルソーラー、日本へ架台150MW出荷

2年で1GWを目指す

中国の太陽光架台メーカーであるバーソルソーラーは、日本市場への販売を強化するため昨年10月に日本支社を設立。OEMなども含め、既に150MWに相当する架台を日本に出荷した。2015年、16年の2年間で1GWの出荷を目指し、本格的に始動した。

同社は地元中国とアメリカをメインに、タイやマレーシア、イスラエルやメキシコ、ウクライナ、スペインなど、グローバルで約3.5GWの実績を持つ。取扱い製品も多様で、野立て用架台の他に折板屋根用金具、スレートや平屋根向け製品、またカーポートや追尾式架台まである。それらに加えて、同社はスクリュー杭などの基礎も揃える。

同社の日本法人であるバーソル(東京都中央区)の水田明仁代表取締役は、「日本市場へはまず野立て用架台をメインにと考えている。36円で未着手の案件や32円案件、また回答保留で見直しになっている案件に向けて積極的に提案していきたい」と語る。

同社の野立て用架台は、発電所の規模にもよるが、1MWの発電所向けであれば鉄製は12円~20円/W、アルミ製で20~30円/Wとなっている。水田社長は「今はコストメリットが出やすい鉄製の需要が多い」という。倉庫などのバックヤードはない。現在、引き合い案件は300MWほどあるという。

水田明仁代表取締役

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