新世紀PV会、新エネ専門委員会開催
エスイーエム・ダイキン(大阪市北区、小川卓二社長)の全国代理店組織である新世紀PV会(安田武司会長)は1月16日、名古屋市東区のメルパルク名古屋にて『新世紀PV会(新エネ)専門委員会』を開催した。
会の冒頭、新世紀PV会会長を務めるアイデンの安田武司社長は、「ブームとなった太陽光業界は、参入企業も増え、価格競争も激しくなっている。今後は、このブームに踊らされずに信念を持った本物の会社が生き残っていくことになるはず。会員各社さんはいわばプロ集団。こういった場を活用し、さらに良い案を生み出していければ。苦しい1年かもしれないが、一緒に乗り切っていきましょう」と挨拶した。
一方、エスイーエム・ダイキンの小川卓二社長は、「FITが始まり2年半が経ち、その間会員各社さんは大きく躍進されたことと思う。だが、その波もいま収まろうとしている。昨年もこの場で申し上げたが、〝山高ければ谷深し〟。本当に大きな試練が待ち受けていると思う。新世紀PV会も今年節目の20周年。太陽光市場も20年前には想像もできなかった規模に拡大した。今後も様々な課題、試練を協力して乗り越えていきましょう」と述べた。
新エネ専門委員会では、資源総合システムの一木修社長が『太陽光発電ビジネスの現状と展望』と題した講演を行ったほか、ソーラーシェアリング協会の大村淳代表理事が『次世代農業とソーラーシェアリング』について解説。その他、山洋電気による『グリッド管理装置』の紹介やエスイーエム・ダイキンの黒澤理人技術統括部長による業界動向の説明も行われた。