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NTTスマイルエナジー、遠隔監視300MW設置

IPP3MW実施へ

遠隔監視大手のNTTスマイルエナジー(大阪市中央区、谷口裕昭社長)は11月4日、事業戦略発表会を開催、太陽光用の遠隔監視サービスの累計設置量が300MWを超えたと発表した。

同社は、2011年11月に太陽光用の遠隔監視サービス『エコめがね』を市場に投入。当初は住宅用太陽光設備に供給していたが、12年11月に通信機能もセットにした『モバイルパック』を発売し、出力50kW未満の低圧設備向けに提案した。

特にこの1年は低圧設備用の出荷が急拡大。13年11月に80MWだった累計設置量は、現在300MWを超え、販社数は1200社以上に及ぶという。

「センサの出荷数は、累計4万台を超えた。昨年度の『エコめがね』関連事業の売上高は約20億円。今期は30億円を見込んでいる」(谷口裕昭社長)。

また同社は、今年4月より総額10億円を投じて、IPP(独立系発電)事業を開始。低圧の未稼働設備を対象に、2度にわたる案件募集を実施していたが、このほど、応募数約1100件のなかから、およそ60件計3MWの事業化を決定した。

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