りょうしんメンテ、保証・保険付きO&M発売
太陽光発電のO&Mを手がけるりょうしんメンテナンスサービス(大阪市中央区、清水拓也社長)は9月26日、保証・保険付きのO&Mパッケージを発売した。定期点検や緊急時対応を請け負うとともに製品保証と損害保険を付与する。住宅からメガソーラーまで、幅広い需要に応える。
年間を通じた巡回点検と緊急時対応、常時発電量監視や修理交換対応といった保守プランに加え、モジュール、集電箱、接続箱の製品保証と動産総合保険や利益保険、施設賠償責任保険をパッケージにして提供する。保証会社ワランティテクノロジーと保証契約を交わし、同社が保証を実行する。同社を通じて三井住友海上火災保険との提携を行う。三井住友海上が引受保険会社として保険金の支払いを実行する。
りょうしんメンテは住宅からメガソーラーまで、あらゆる発電所へO&Mパッケージを販売する方針だ。ただし必ず現地調査を行って提供の可否を判断する。これまで複数のO&Mパッケージを用意していたが、保証・保険付きのメニューの販売は初となる。
契約料は発電所の規模や立地条件により異なるが、50kWの発電所であれば年間で8~9万円を想定している。
また、りょうしんメンテは10月13日、同社の代わりにO&Mパッケージの営業販売を行う代理店の募集を始めた。加盟金は必要ない。りょうしんメンテは現場調査や実際の作業を担う。代理店向けに、O&M事業に必要な知識についての講座や技術指導も行い、有償で販促資材を提供する。2011年の設立以来太陽光発電のO&M一筋の同社が培ったノウハウを共有し、全国各地の依頼に応える体制を整える。