北海道PVGS、両面発電型パネルの新市場開拓へ
防雪柵システムを開発
両面発電型太陽光パネルを販売する北海道PVGS(北海道札幌市、垰本泰隆社長)は、来年をめどに独立電源型の防雪柵を発売する。両面発電型太陽光パネルの新たな用途を開発することで市場を開拓する構えだ。
開発したのは、N型単結晶の両面発電型太陽光パネルを電源として用いたヒーター搭載型の防雪柵システム。現在、防雪柵やヒーターメーカーなどとの共同実証を進めている。
17年3月に実証を終了し、市場投入する予定だ。垰本社長は、「積雪地域は雪による照り返しで裏面の発電にも効果がある。メーカーと協力して商品開発をしていきたい」と語る。
同社は、16年8月に設立。今後は太陽光事業のみならず、農業関連事業や経営コンサルティング事業も展開する。