NTTSE、O&M関連サービス開始
日常監視業務とレポート発行
遠隔監視サービス大手のNTTスマイルエナジー(大阪市中央区、谷口裕昭社長、以下NTTSE)は11月1日より販社向けにO&M(管理・保守)に関する新サービスの提供を始めた。遠隔監視装置の提供と合わせて、日常の遠隔監視業務の代行や発電レポートの発行を行うものであり、これまでより一歩踏み込んだサービスとなる。
同社が新たに提供する『エコめがね見守りアラカルト』は、遠隔監視サービスである『エコめがね』の導入を前提とした販社向けのO&M関連サービス。NTTSEが用意するO&Mに関する支援メニューのなかから、販社が自由選択できるものだ。まずは遠隔監視業務の代行と発電レポート発行の2つのメニューを揃えた。
遠隔監視業務の代行では、『エコめがね』を使った発電状況や設備異常のモニタリングとトラブル内容の切り分け、販社への通知までを行う。発電レポートは、月次および年次で販社向けの発電レポートを発行する。
同社は今年4月から販社によるO&M事業を見据えたサービスとして、『エコめがね』のレンタルサービスを始めたが、「より踏み込んだサービスに対する需要があった。それを踏まえて今回の新サービスを構築した」(事業企画部の井上昌隆主査)という。
11月下旬には、遠隔監視サービスの利用権限を施主に発行するメニューを加える予定だ。井上主査は「今後も順次増やしていきたい」としている。