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中トリナグループ、新型蓄電池

来春発売へ

トリナベスト製スタンドアロン型リチウムイオン蓄電池

蓄電池を販売する中・トリナ・エナジー・ストレージ・ジャパン(東京都港区、祁富俊社長)は、2017年3月を目途に蓄電池の新商品を発売する。日本での家庭用蓄電池の販売に本格的に参入する構えだ。

同社はこれまで、コンセントから直接給電するスタンドアロン型の蓄電池を日本で販売してきたが、今回から系統連系型の新製品を発売する。

日本法人の崔貴男副社長は、「補助金を活用しなくても日本市場で充分競争できる価格帯で売り出したい」と意気込む。

新製品は、蓄電容量6.5kWhのリチウムイオン蓄電池で、日本での発売に向けてJET認証を取得する予定だ。

同社がこれまで販売してきた蓄電池は、主に韓国や中国の大手メーカーの蓄電池セルに、自社製のEMS(エネルギー・マネジメント・システム)を搭載した製品だ。

崔副社長は、「日本では、19年以降家庭用の蓄電池市場が活性化するはず。新商品はコストだけでなく、安全性や品質、外観にもこだわっている」と語った。

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