ライフコミュニケーション、半自動の2軸追尾型システム販売開始
太陽光発電のEPC(設計・調達・建設)を手掛けるライフコミュニケーション(千葉市美浜区、佐々木豊社長)は2軸追尾型太陽光発電システムの販売を開始した。南北の角度調整を手動で行う半自動タイプ。全自動型よりも価格を抑えつつ、発電量を上げたい顧客のニーズを狙い、拡販していく。
同社は2005年にNTT光の代理店として設立された。09年から太陽光事業に取り組み、通信事業の主要顧客であるマンションやアパートのオーナーを中心に、住宅用や低圧産業用システムを販売してきた。
今回新しくラインナップに加えたのは、中国製の追尾型太陽光発電システムだ。同製品は、東西と南北に傾く2軸式だが、南北を手動で傾ける半自動の製品である。
導入した施工業者などが、年2、3回ほど傾きを変える必要がある一方、製品コストが全自動の追尾型と比較して「半分以下になる」(営業第一部の今埜弘部長)という。
同社は、kWあたり4万円台、100基単位で販売を開始。代理店を募集している。