ソーラーフロンティア、東北工場を公開
CIS薄膜太陽電池製造のソーラーフロンティア(東京都港区、平野敦彦社長)は7月27日、第4の生産拠点となる宮城県の東北工場を報道陣に公開した。県内外の報道関係者21名が訪れた。
新工場に集まった報道陣に対し、久保田肇工場長がCIS太陽電池の優位点と東北工場の概要、特徴について語った。その後、年産能力150MWの工場内に導入された新しい生産設備を公開した。
久保田工場長は「生産装置を従来に比べコンパクト化した上、製造プロセスを見直した。東北工場は、従来に比べ高効率な製品を、より効率的に生産できるようになった」と語る。
その後、場所を仙台市内のホテルに移し、懇親会を行った。平野社長が、報道陣を前に、「CIS太陽電池は、低コスト化と高効率化の伸び代が他の成熟しつつある技術に比べまだまだある。我々は技術力が売りの会社だ。常に世界をリードする技術を作り出すべく、研究開発を進めていく」と力強く語った。