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関西 PV EXPO 2016 9月7日開幕

インテックス大阪で9日まで

9月7日から3日間、インテックス大阪で『関西 PV EXPO 2016 第4回関西太陽電池展』が開催される。同時開催となる6つの展示会と合わせ、来場者数は3日間で3万人を見込んでいる。太陽光発電の展示会としては西日本最大となる模様だ。展示会を主宰するリードエグジビションジャパンの綾部陽一郎PV EXPO事務局長に見どころを聞いた。

──展示会の見どころは?

太陽電池展と太陽光発電システム施工展とともに、スマートグリッド、二次電池、電力自由化の3つは去年も同時開催していました。加えて、今年はさらに2つの新しい展示会が立ち上がります。1つが水素・燃料電池展、もう一つがバイオマス発電展です。全体で7展同時開催(総称:『関西スマートエネルギーウィーク2016』)になります。合計310社が出展予定です。昨年は275社でしたので、規模が拡大します。来場者数も、昨年は1万9401名でしたが、今年は新たに2つの展示会も立ち上げるので、今までにない層の来場を見込み、3万名の来場を想定しています。東京で開催した風力発電展は開催しませんが、スマートグリッドのなかに小型風力を展示するスペースを設けています。

 

──東京と関西の違いは?

一番大きな差は来場者の地域層です。関西スマートエネルギーウィークに来場される8割以上の方が、東京に来場されていません。関西には西日本の方の来場が圧倒的に多いです。もう一つ、会場内で行われる商談の形態が東京と大阪では異なります。出展者の方に聞くと、東京の展示会では大型の案件の話が持ち上がるといいます。その分話を進めても「一度持ち帰ります」という形で、そこから検討がスタートするようです。一方関西の場合、案件の規模は東京に比べ小さくなるようですが、スピード感は東京に比べると圧倒的に早いと聞きます。したがって多くの案件をスピーディにさばく場として関西の展示会があり、海外含めて、大型案件を進めていく場として東京の展示会があります。我々が意図したわけではありませんが、結果として、そのような特色が生まれました。

 

──セミナーも充実している

『関西 PV EXPO』では基調講演として3名の方にお話しいただきます。シャープのエネルギーソリューションカンパニーから佐々岡浩社長、エクソルの鈴木伸一社長、カナディアン・ソーラー・プロジェクトのジェフ・ロイ代表取締役です。基調講演は1000名級のセミナーになります。さらに次回の『関西 PV EXPO』からは、基調講演以外に50名から70名程度を定員とした技術・マーケットセミナーを新たに開始します。東京では開催していましたが、関西では初めてです。お話いただく企業はみなさん出展社になりますので、セミナーに参加し、より深く知りたい、商談したいとなれば、そのままブースで具体的に話を進展させることができます。

 

──来場者へのメッセージを

太陽光業界が苦しい時期にある今、出展される企業はみな真剣です。良質な技術を持っているからこそ提案したいのです。来場される方はどんどん出展社に声をかけてください。比較検討の場としてぜひ本展示会を活用していただきたい。そしてお越しの際には、2日間、3日間会場を回っていただきたいです。ウェブサイトには出展者の製品情報を公開しています。キーワードによる検索システムも作っていますので、事前にお目当ての製品やブースをお調べいただければ効率的に回れます。加えてわれわれはその会社とアポイントを取れる仕組みも整えておりますので、ぜひご活用ください。

綾部陽一郎PVEXPO事務局長

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