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日独合弁のO&M企業が横浜に研修施設

横浜市都筑区に開設された『PVトレーニングセンター横浜』

O&M(管理・保守)サービスのアドラーソーラーワークス(=ASW、横浜市港北区)は5月30日、横浜市都筑区内にO&Mの研修施設、『PVトレーニングセンター横浜』を開設した。O&Mの知見やノウハウの習得に役立てる考えだ。

ASWは、EPC(設計・調達・建設)を手掛ける横浜環境デザインと、ドイツのO&M企業アドラーソーラーサービスの合弁会社。今回の研修施設は、横浜環境デザインの横浜施工・物流センター内に開設した。

施設には、屋根上に出力16.2kWの太陽光発電システムを取りつけた。モジュールは、ファーストソーラーの結晶シリコン型と薄膜CdTe系に、ソーラーワールド、RECソーラーの結晶シリコン型の計4種類。SMAのパワーコンディショナと、ウェザーステーションやソーラーログ製の遠隔監視システムのほか、ASWがカスタムメイドしたストリング監視システムも導入した。

施設では、O&Mの座学研修のほか、太陽光発電システムを活用した実技研修も行える。ASWのゲラルド・ワットルバ代表は、「当面は自社で使ったり、パートナー企業向けの研修に活用したりする予定だが、やがては広く使ってもらい、O&Mのレベル向上に寄与できればと思う」という。

セレモニーでは鏡開きも行われた。左から横浜環境デザインの池田真樹社長、ASWのゲラルド・ワットルバ代表、denaのガブリエレ・アイヒナー氏、ASWの平野規紀代表、アドラーソーラーサービスのペーター・フス事業開発部長。

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