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ソーラープラザ、O&Mと資産運用の専門セミナー開催

太陽光発電関連のイベントを運営するソーラープラザ(オランダ・ロッテルダム)は6月2日から3日にかけてO&M(運用・保守)とアセットマネジメント(資産運用)の専門セミナー『ソーラーアセットマネジメントアジア』を開催した。O&M業者をはじめ、発電事業者や投資家、ディベロッパや金融関係者など、国内外から計200人が参加した。

初日はまず、新エネルギー対策課の呉村益生課長補佐が、改正FIT法により日本の太陽光市場がどのように変わるかについて基調講演を行った。

その後、O&Mやアセットマネジメントに関して設定されたテーマについて、2日間にわたり講演や討論が行われた。テーマは、O&Mの費用対効果の分析や出力抑制への備え、アセットマネージャーがリスクを軽減するために優先すべき事項は何かなど、多岐にわたった。

ソーラープラザは、今回のイベントを米国で3回、イタリアで2回開催しており、日本での開催は昨年に続き2回目だ。

シニアプロジェクトマネージャーのステファノ・クルック氏は、日本での開催について、「日本は世界の国々と比較してFIT価格が高く、太陽電池の累計導入量が25GWを超えていて、O&Mにとって非常に魅力的な市場だ。欧州の先進的な技術や経験を共有し、健全な市場の構築に寄与したい」と語った。

ソーラープラザは講演や討論の間にネットワーキングブレークを設け、参加者たちに情報交換や商談の場も提供した。

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