中ジンコ、第1四半期出荷量1.6GW
初めて世界トップに
太陽電池世界大手の中国ジンコソーラーは5月27日、2016年第1四半期(1~3月)決算で、モジュール出荷量が前年同期比倍増の1.6GWだったと発表した。16年第1四半期のモジュール出荷量で世界トップになった模様だ。同社としては初となる。
売上高は前年同期比約2倍の8.47億ドル(約923億円)、純利益は同比約6倍の4860万ドル(約52億円)で、売上総利益率は21.3%となった。高効率の多結晶モジュールである『Eagle』シリーズの出荷が伸び、数字を押し上げたようだ。
なお、ジンコソーラーは日本市場にも進出しており、12年から3年間で出荷量は400MWを超えている。
ジンコソーラーの陳康平CEOは、「無名な会社から絶えず努力し、10年経った今では世界的なブランドとして、世界70以上の国・地域で1700以上の取引先を持っている。10年間の総出荷量は13GWに達した」とコメントした。