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フューチャーシティソリューションズ、高圧向け遠隔監視導入強化

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富士通と三井物産の合弁会社で、家庭用のHEMSや遠隔監視サービスを手掛けるフューチャーシティソリューションズ(東京都港区、山岸憲一社長)は、高圧向けを対象に遠隔監視の導入を強化する。50kW以下の低圧向けを中心に、15年4月のサービス開始から今年6月までに60サイトに導入。来年は高圧向けのサービスを強化し、2500サイトでの導入を目指す。

当初は低圧向けにサービスを行っていたが、高圧での需要が増えたことにより、現在は1MWまでの案件を対象にサービスを展開している。同社は、高圧での導入を強化するにあたり、長野県のサイトでストリング監視の実証を進めている。吉川博和事業企画部長は、「高圧での遠隔監視について、ストリング監視を導入した場合の経済性を検証している。その結果によって、今後ストリング監視を導入するか決めていく」と話す。

RS485接続計測モデルとCTクランプ接続モデルの2種類を揃え、パワーコンディショナは最大9台接続できるが、来年から台数制限をなくす方針だ。これまでに、大手ハウスメーカの遠隔監視システムを手掛けていたこともあり、これまでに5000サイト、70MWにシステムを導入している。

吉川部長は「これまでの実績を強みに、デザイン性や操作性で差別化を図りたい」と語った。

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