日本グリーンパックス、自社架台発売
環境商材などを扱う日本グリーンパックス(京都府長岡京市、山中利一社長)は、自社開発した屋根用架台を5月より発売する。メンテナンス性や安全性を重視した製品として提案していく。
同社が開発した架台は、主に傾斜屋根向けの製品。ハゼ式折板屋根などにも対応可能だ。同社は愛知県刈谷市において、設計や開発を行う自社拠点の立ち上げを進めており、「そこで構造計算を含めた設計をしっかりと行う。安全性を重視した架台だ」(事業開発部営業課再エネ事業チームの中尾典文課長補佐)。
同社は2012年より太陽光パネルなどの太陽光関連商品の販売を開始。現在はEPC(設計・調達・建設)やメンテナンス機器のレンタルサービスも展開している。自社架台については、約1年前より特定ユーザー向けに供給していたが、このほど自社ブランド品として販売することを決めた。
中尾課長補佐は、「パネルの飛散など、太陽光に関する事故が発生するなかで安全性は非常に重要であり、もちろん耐荷重試験なども行っている。また、将来のメンテナンスを見越し、数年後でもパネルを外して屋根の状況を確認できる設計を施している」と語る。
なお製品名は、『グリーンラックフォールーフ』。