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NECネッツエスアイ、ドローン活用サービス開始

太陽光施設でも活用

情報・通信事業を行うNECネッツエスアイ(東京都文京区、和田雅夫社長)は、このほど産業用ドローン(無人航空機)の機体販売から運用・修理まで行うサービスを開始した。太陽光発電システムの設備点検などにもドローンの導入を提案する構えだ。

同社は、千葉大学のベンチャー企業の自立制御システム研究所の特約販売店として、ドローンの販売と運用サービスを提供する。「ドローンの頭脳部分に当たるオートパイロットは日本で開発された純国産。機体販売とともに、導入から運用後のアフターサービズまでワンストップで提供する。安心・安全をアピールしたい」(テクニカルサービス販売推進本部の水野真本部長)。

同社は、認定トレーナーによるフライトトレーニングや座学での初期導入教育も行う。自社内に設けたトレーニング施設で、マニュアル操作の訓練を施す。消耗品や部品交換などの定期点検、データ収集やデータ加工のほか、機体販売のみならず、操縦代行や、画像解析アプリケーションと連携した空撮サービスも提供する。サービス開始から、計測・地形調査用に4機を販売した。

水野本部長は、「太陽光発電所向けには、実証を進め、自社で販売する遠隔監視システムと連携したサービスの提供も視野に入れている」と話す。

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