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栗原工業、EPC実績70MW 受注残210MW超

太陽光発電所の電気工事を手がける栗原工業(大阪市、栗原信英社長)は、2015年9月期の工事実績が完工ベースで41件、70MWだった。前期の80件、80MWに対してやや後退したが、9月末時点の受注残は210MWを超えている。

同社はFIT制度の開始と同時に太陽光発電所の施工を始めた。高圧案件から特高案件まで幅広く手掛けてきたが、9割以上がメガソーラーで、累計完工実績は出力換算で188MWにのぼっている。

全国に支社、営業所を構え、北海道から沖縄まで対応。元請けとして受注する場合もあれば、電気工事だけを請け負うケースもあるようだ。

同社は「2MW以上の特高案件は今後2〜3年は工事の予定があるが、すべて40円から32円までの案件だ。いまのところ27円案件の受注はない」と現状についてコメントしている。

14年9月期の太陽光を含む完成工事高は前期比6.1%増の818億円だった。15年9月期も同規模で推移した模様だ。

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