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シーテック、愛知でメガソーラー完工

出力9MW

同社は、名古屋港管理組合が保有する廃棄物処理場約21万7000㎡を賃借し、14年4月に発電所の建設に着手。三菱電機製モジュールを4万8328枚敷き、TMEIC(東芝三菱電機産業システム)製のPCS(パワーコンディショナ)を設置した。

中部電管内の送電線や変電所の保守・建設を請け負う同社は、FIT制度を機に太陽光市場へ参入した。再生可能エネルギー事業本部の長谷川豊太陽光発電部長は、「震災以降本業の受注が下降気味となり、新事業を始める必要があった」と語る。

13年3月に最初の太陽光発電所を完工して以来、東海地方を中心に単独で10件、他社と共同で3件開発。1MW以上の発電所で、買取り価格40円と同36円の案件が主だ。

ただ、新規開発には慎重な見方を示す。長谷川部長は、「現状は新たに開発する予定はない。情報収集に努めていく」と話した。

長谷川豊太陽光発電部長

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