エナジービジョン、16年O&M本格実施へ
職人革命会を運営するエナジービジョン(東京都千代田区、奥山恭之社長)は来年を目途にO&M(管理・保守)事業を始める構えだ。全国各地のO&M事業者と連携を図るなど準備を進めている。
同社は、産業用太陽光発電に関する情報共有を目的とした任意団体『職人革命会』を運営している。同会には現在全国各地より100社ほどの企業が会員として名を連ねる。
昨年6月、同会会員の中からO&M事業を展開していく意思を持った企業が参集し、『新エネルギーサポーター』を結成。約50社が参加している。
新エネルギーサポーターの会員は、共通のO&Mメニューのもとで同様の機器を所有し、活用する。「全国規模で同質のサービスを、ほぼ同等の価格で提供できる。また、メニューの中からユーザーにとって必要なものを組み立て、オーダーメイドで提案していく」(エナジービジョンの奥山恭之社長)。
奥山社長は「O&Mの概念は広く、何が本当に必要なのか、どこまで実施可能なのかをはっきりさせるまでに時間がかかった。今後は受注から実施へのスキームなどについて話し合い、来年にはO&Mを本格的に実施したい」と語った。