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RECソーラー、低圧向け太陽光キットを今夏発売へ

笠原唯男会長

ノルウェーの太陽電池メーカー、RECソーラーが今夏にも太陽電池モジュールとPCS、ケーブルをセットにした太陽光発電キットの販売を開始する。RECソーラー低圧向け太陽光キットを今夏発売へ出力50kW未満の低圧発電所や10kW未満の住宅用向けに提案していく構えだ。

同キットのPCSはパナソニック製を採用した。幅広いニーズに対応するため、他社製品の採用も検討している。販売代理店はWQやフォトボルテックなどが務める。

今後は架台や蓄電池、HEMSなどの製品を組み込むことも検討しているという。

RECソーラーは14年、日本向けにモジュールを約250MW販売、うち産業用が9割以上を占めた。15年は300MWを目標としている。

今年5月13日、RECソーラーは、ノルウェー・エルケムグループ傘下のシリコンメーカー、エルケムソーラーと事業統合した。これについて、RECソーラージャパンの笠原唯男会長は、「会社として財務が安定した。原料の調達価格を抑えることができ、製品のコスト競争力も高まる」としている。

また、RECソーラーは、住宅向けの販売を強化すべく、7月に再エネ専門商社のWQを国内初となるRECパートナープログラムの新規メンバーに認定した。

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