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ホリー、パッケージ架台7月出荷へ

地上設置用全4タイプ

架台メーカーのホリー(東京都中央区、髙宮章好社長)は、7月より地上設置型太陽光向け架台のパッケージ商品の出荷を開始する。まずはモジュールメーカーにOEM(他社ブランドでの生産)で提供し、今後はEPC(設計・調達・建設)企業などにも販売していく方針だ。

同社が開発したパッケージ商品は、高耐食溶融めっき鋼板を用いた地上設置用架台。全4タイプで、耐積雪荷重によって仕様が異なる。最大積雪150cm以下まで対応している。

営業本部環境営業部産業システム営業課の村上雅之課長は、「この『マウンティングパック』は、使用するモジュールによって、穴位置が変わるが、一度図面を作れば、〝A社仕様〟のようになり、次からは図面作成の時間を短縮できる。部材の一部に丸パイプを採用したことで、施工性や強度も向上した」と話す。

また同社は昨年より、H形鋼を杭基礎に用いた架台の販売を本格化。今期はさらに強めていく。

「『Hシステム』を使えば、ゴルフ場跡地などの場合、簡易的な造成で設置できる可能性がある。トータルで施工費を低減できる。特に大規模発電所に向くはずだ」(村上課長)。

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