独ルクサー、日本でパネル出荷20MWへ
結晶系モジュールメーカーの独ルクサーソーラーは、日本向けのモジュールの出荷量が2014年は前年比1.8倍の9MWに成長した。今年は20MW弱を見込んでいる。
同社は12年秋に日本法人を設立し、日本市場への展開を本格化した。13年に5MW、14年9MWと着実に供給実績を積み重ねている。
日本法人で営業部長を務める丸山輝也氏は、「2MW級も1件あったが、50kW未満の低圧設備向けを中心とした1年だった。これまで堅実にやってきた結果だと思う」と話す。
今年の出荷量は受注残もあり、20MW弱を見込んでいる。「産業用を進めつつ、住宅用も限定パッケージ販売のような試みを検討している。自社発電所も開発していくつもりだ」(同)。
なお、同社日本法人は業務拡大に伴い、6月1日付で本社を移転する。新住所は、東京都千代田区神田錦町3-19-4 神田錦NRビル10階。