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市民ソーラーシステム、PVコンサル累計20MW超え

太陽光発電のコンサルティングやO&Mを手掛ける市民ソーラーシステム(東京都港区、吉住謙社長)は2月、同社がコンサルを手掛けた出力約1.5MWの生活クラブ赤城太陽光発電所が稼働したことで、実績が累計20MWを超えた。

同社は太陽光発電所の建設に対して、コンサルや運営、その後の保守メンテナンスなどを請け負っている。

また、自社発電事業も展開しており、今年1月にはワタミと共同で北海道厚真町に出力15MWのメガソーラーを稼働させた。同発電所にはストリング監視装置を導入し、発電量から電流、電圧、その他多くのデータを取得し、クラウドで管理している。

吉住謙代表取締役は「今後はO&Mを強化するため、解析に力を入れていきたい」と語る。そのために今はデータの収集に力を入れているという。

同社は市民風力発電の太陽光事業専門会社として2013年9月に設立した。風力発電事業で培った再エネ発電所建設の実績とノウハウを武器に設計から資金調達、建設工事など、開発に関わる事業を包括的に提供する。「風力も太陽光もメンテナンスフリーはあり得ない」(吉住氏)とし、運転開始後はO&Mを自社で請け負い、長期間に亘る発電事業をサポートする。

吉住謙代表取締役

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