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リッジアイ、太陽光パネル空撮画像のAI解析サービス開始

リッジアイコンサルティング部副部長の横山慶一執行役員

AI(人工知能)技術コンサルのリッジアイ(東京都千代田区、柳原尚史社長)は2024年1月16日、太陽光発電所の空撮画像をAIで解析し、太陽光パネルの異常を特定するサービスを始めた。O&M(管理・保守)企業などへ提案していく構えだ。

同社は23年6月、AI開発のバオバブ(東京都千代田区、相良美織社長)と共同で、ドローン(無人航空機)で撮影した太陽光発電所の赤外線画像をAIで解析し、太陽光パネルの不具合を自動で検出する仕組みを開発した。画像を色分けして可視化し、異常部分を即座に特定できるようにした。

サービスを提供するにあたり、リッジアイはドローンベンチャーのワールドリンク&カンパニーが空撮した4ヵ所の太陽光発電所の画像を解析。AI画像解析によってパネル点検の省力化に繋がることを検証したという。

リッジアイコンサルティング部副部長の横山慶一執行役員は、「天候不順時の精度をさらに高めていく必要はあるが、天候が良好であれば、すでに90%以上の精度で異常を検知できる」という。

同社は、O&M企業らから持ち込まれる空撮画像を解析し、画像解析代としてサービス料を請求する。当面の試験運用期間は、太陽光発電所の画像1枚あたり3万円で解析する。

太陽光発電所の赤外線画像をAIで解析した結果

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