ネクストエナジー、大型施設向け太陽光カーポート発売
ネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ヶ根市、伊藤敦社長)は2021年2月、両面発電パネルを搭載したカーポートを発売した。大型施設向けに低コスト化を図った。初年度10MW規模の販売を目指す。
同社は、駐車可能な自動車の台数に応じて、4台、6台、8台、背合わせ8台の計4タイプのカーポートを開発。4台タイプには太陽光パネルを約13kW、6台タイプに約20kW、8台タイプにはそれぞれ約27kW搭載し、組み合わせによって出力合計500kW以上となる大型施設での使用も可能にした。
メガソーラー向け特殊架台部品を採用するなどして、住宅用や中小施設向けに提供している従来品から低コスト化を図った。
同社マーケティング統括部の大家宏之統括部長は、「太陽光発電を導入したいが屋根面積が足りないという声もあり新製品を開発した。今後は太陽光発電や蓄電設備、カーポートなどを組み合わせて提供していく」と語る。