NTTテレコン、太陽光自家消費量の遠隔検針提供へ
NTTグループで電力・ガス等の検針を手掛けるエヌ・ティ・ティテレコン(東京都台東区、深澤充社長)は2021年1月26日、太陽光発電の自家消費量を遠隔から検針するサービスの提供を始めると発表した。PPA(電力売買契約)を実施する事業者などに提供していく。
NTTテレコンは、独自の通信技術を活用して遠隔から太陽光発電の自家消費量を計測し、データを提供する。全量自家消費用設備の導入先に設置されているパルス出力式電力量計で太陽光発電量を計測し、パルス電文変換器を通じて自社の集中監視センターに送り、集めた情報を提供する。施設にパルス出力式電力量計が設置されていない場合は交換する。太陽光発電設備の稼働状況の監視機能も付加する。
まずは、PPA事業者に太陽光発電設備をリースする京セラEPAと提供していく。京セラEPAが設備と併せてNTTテレコンのサービスを紹介し、契約はNTTテレコンとPPA事業者が結ぶことになる。