日新商事、小型パワコン販売好調
大手燃料商社の日新商事(東京都港区、筒井博昭社長)は、低圧向けのPCS(パワーコンディショナ)販売が好調だ。オムロン製PCSは第1四半期だけで、昨年度の年間販売台数に迫る勢いである。
小型PCSの需要増について、機能商品部新エネルギーグループの大田芳邦グループ長は、「系統連系の問題による高圧から低圧へのシフト。これにグリーン投資減税の終了を見越した動きが重なった」と分析する。
同社はインドのモーザベア製の太陽光パネルやスイスのABB製PCSなども含め、前期は計20MWほどの太陽光関連商品を販売した。今年度はこれを大幅に上回る模様だ。
また同社は13年11月より長野県諏訪市で出力約1.5MWのメガソーラーを開発、売電事業を行っている。