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ソーラー・エナジー・ソリューションズ、遠隔監視販売好調

ソーラーモニター監視画面

遠隔監視サービスを手掛けるソーラー・エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区、森上寿生社長)の売れ行きが好調だ。今年5月から7月中旬までの2ヵ月半で約100ヵ所、計10MWの太陽光発電所に遠隔監視サービスを提供。累計実績は500ヵ所、40MWに達したという。

森上寿生代表取締役社長は「事業主だけではなく、販売店側でも一括して監視できるなどの機能が好評で販売店からのリピート数が増えている」と語る。

同社の遠隔監視サービスの特長は、独自のアルゴリズムを使用して日射量を比較監視できる点。気象データ情報から日射量に応じた発電状況であるかを監視し、異常時にはメールなどで通知する仕組み。独自のアルゴリズムは特許出願中だ。

同社は2010年2月に設立。太陽光提案書作成ツールを開発し販売を伸ばした。13年2月に10kW以上50kW未満の低圧向け遠隔監視サービスを開始すると、同年月には2MW未満の高圧向けサービスを実施。14年3月には加賀電子グループ、クリーンエナジーと共同でストリング監視サービスも始めている。

森上社長は、「提案書作成ツール、遠隔監視サービスに続く、3つ目の新サービスを開発している。今年中には提供していきたい」と語った。

森上寿生社長

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