東京産業、プロジェクト仲介60MW超
機械商社の東京産業(東京都千代田区、里見利夫社長)は、太陽光発電プロジェクトの仲介で、13年度に60MW以上の成約実績を上げた。機械やプラントの販売網を活用して提案を強めている。
機械商社の同社は11年から印・モーザーベア・ソーラーの代理店として太陽電池モジュールを扱い、PCSや架台も含めたシステムを販売してきた。12年に全量売電が始まると、発電事業者に土地を紹介するなどメガソーラーの仲介に着手。12年度は6MW超の案件を手掛けた。
営業第二本部長の米山嘉昭取締役執行役員は、「本業の機械販売で様々なメーカーと付き合いがある。このネットワークを生かして、プラント設備と太陽光を組み合わせた工場向けの省エネ提案などを展開していく」と語った。