北恵、住宅用システム販売倍増
住宅資材・設備機器の専門商社である北恵(大阪府大阪市、北村良一社長)は、新築住宅向けの太陽光システムの販売を伸ばし、2013年度の太陽光部門の売上高は前年比ほぼ倍増の約20億円で推移した。
同社は、東芝をはじめ国内メーカーから太陽光システムを仕入れ、一般住宅向けに販売。施工会社との協力体制を拡げ、販売から施工まで一貫したサービスを提供している。それが功を奏し、大手ビルダーとも取引し、昨年は新築住宅向けに販売を大きく伸ばした。
営業企画部長北村裕三取締役は、「当社の強みは安心施工。施工業者さんへの指導監督も徹底しているので、ビルダーさんからも評価いただいている」とし、「今後は新規顧客の開拓に力を入れる」と強調した。
同社は約5年前に太陽光分野に参入。その後住宅用分野で業績を伸ばしている。