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ジューテック、住宅用販売1.5倍

住宅向け専門商社のジューテック(東京都港区、足立建一郎社長)が太陽光システムの販売実績を伸ばしている。2013年度の販売件数は前年度比約30%増の3000棟で、売上高は同比約51%増の53億円だった。2014年度は4000棟、65億円を目指す。

同社は09年に太陽光システムの専門販売部門を立ち上げた。

商品開発部の植栗勉部長は、「ゼロエネルギーハウスが20年に標準化され、30年には義務化される。それを踏まえ、早い段階から提案していきたかった。3名でスタートした専門チームは、いま22名体制だ」と語る。

同社は出力10kW未満の住宅用市場で展開。海外製品は韓・ハンファQセルズ製が中心だが、ほぼ全ての国内メーカーのシステムを扱う。「お客様の半分以上が中小企業で、要求は多岐にわたる。それでも、当社は様々なシステムを扱っているので柔軟に対応できる」と植栗部長は強みを語る。

新築と既築の割合に関しては、「今は既築が少し多いが、今後は新築が伸びてくるでしょう」(植栗部長)。

同社は今年4月から太陽光専門チームを「エネルギー商品推進チーム」に変更した。同チームの鈴木俊祐チームマネージャーは「太陽光のみならず、エネファームやエコウィル、ハイブリッド給湯器など、エネルギーに絡む様々な資材を提案していきます」と意気込んだ。

鈴木俊祐チームマネージャー(左)と 植栗勉部長(右)

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