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日本PVプランナー協会、研修事業強化

新研修8月以降実施へ

日本PVプランナー協会(大阪府茨木市、竹内政隆理事長)はこれまで年4回の基礎研修や、地区会毎で内容が異なる実践的な研修などを積極的に開催、太陽光発電に関する研修事業に力を注いできた。今年から新たに事務局主導での研修を計画するなど、さらなる拡充を目指す。

同協会では現在、研修事業として、太陽光発電に関する販売の基礎を学ぶ『協会導入研修』や『PV販売研修』、全国7つに分かれた地区会がそれぞれで開催する研修や講習を提供している。

大槻浩之専務理事は、「地区会での研修は、エリアマネージャーが中心となって内容を決めており、地区会それぞれで違うもの。今年は、それとは別に、事務局が主体となり、大きなテーマを持った研修会を開催するつもりだ」と話す。

新研修は、年2回程度の開催を計画。詳細はまだ決まっていないが、既存の研修とは異なる研修にしていく方針だ。今年8月以降の実施を検討している。

「『販売研修』は社員教育の場に、地区会研修はより実践的なものとして活用していただきたい。新しい研修は、複数個所の見学会など、地区会とは違う視点で経営層にとっても有用な内容にしていきたい。この3段階の研修事業を提供していければ」(大槻専務理事)。

なお、同協会の『販売研修』は1月17日付で、『認定職業訓練』のうち『普通職業訓練』の『短期課程』において、大阪府の認定を受けた。研修後に協会IDのほか、府知事が発行する修了証の受け取りも可能となった。なお非会員の場合、修了証の発行は有料となる。

大槻専務理事は、「今回、『認定職業訓練』の認定を受けたことで、非会員でも太陽光の基礎を学びやすい環境を整えた」としたうえで、「なかでも現場調査、メンテナンス、産業用に重点を置いており、通常半日から1日要する資料を用いている。研修を終えてからも資料として活用してもらえると思う」と話した。

なお『販売研修』は年4回開催、今後は4月に大阪、7月に仙台、11月に博多、来年2月に東京で開かれる予定だ。

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