Inside News

イスズ、売上25%増の20億円

EPC受注8MW

太陽光発電のシステムインテグレータであるイスズ(川崎市中原区、鈴木和彦社長)は14年4月期の売上高が対前期比25%増の20億円となる見込みだ。メガソーラーのEPC(設計・調達・建設)を複数手掛け、売上を大きく伸ばした。

同社は2MW未満のメガソーラーを中心にEPCサービスを展開、これまで手掛けた案件は完成ベースで累計10MWに達している。

鈴木修一取締役は、「需要は旺盛で、現在抱える受注量は8MW。EPCとともに、いまはO&M(オペレーション・アンド・メンテナンス)に力を入れている」と状況を語った。

同社の創業は1974年。照明器具の取り付け工事などで業績を伸ばず。83年に法人化し、90年代後半から京セラ製システムを調達して産業用太陽光発電所の設計や施工を始めた。ただ当時の年商は2~3億円で推移し、大きな成長は見られなかった。

しかし10年に転機が訪れる。それまで下請として工事を請け負っていたが、元請として工事を受注するようになる。以後売上高は上昇に転じ、10年6億円、11年8億円、12年12億円、13年16億円と業績を伸ばした。

鈴木修一取締役統括部長

Inside News を読む

一覧を見る