コピア・エナジー、低圧50kW向け災害保証、街路灯付きシステム販売
コピア・エナジー(東京都杉並区、森本晋社長)は、低圧50kW向けに災害・盗難時の保証とセキュリティライト(街路灯)をセットにしたシステム、LV50シリーズを販売した。
LV50の基本構成はモジュール、パワーコンディショナ(PCS)、架台にくわえ、東京海上日動火災保険による落雷や台風などの自然災害や盗難時の機器補償、臨時費用を補償する保険と盗難を未然に防ぐ街路灯を標準仕様としたのが特徴だ。
とくに保険は「コピア独自のもの。購入価格の10%を上限に10年間、臨時費用を補償する」と森本晋社長は語る。また街路灯を標準搭載させたことで、「セキュリティを考慮したパッケージングシステム」となった。
採用するモジュールはカナディアン・ソーラー、独ルクサー、東芝、フォックスコンなど。PCSには安川電機やSMAのほか、独マウンティングシステムズやホリー製などの架台から構成される。
「ドイツメーカーで構成したドイツパックや日本モデル、CSIモデルなど様々なシステム設計が可能なのも特徴だ」と語る。
LV50シリーズの販売とともに、同社が開発するのが分譲型太陽光発電所だ。「200区画、合計10MWの分譲発電所を栃木や長野、山梨などで開発している」という。
産業用への拡販で13年10月期には28.9億円を売上、上振れが続く。今期はパッケージ販売や分譲売りなどが貢献し、「30~40MW、売上高も倍増を目指す」。