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PV-FCTEC、太陽光向けの技術支援サービス開始

太陽光発電の技術コンサルティング会社であるPV-FCTEC(東京都中央区、藤村智宏社長)はこのほど、太陽光発電設備の設計や各種申請業務のサポートを開始した。対象は、住宅用太陽光システムと出力2MW未満の太陽光発電所。発電設備の故障診断も行なうなどサービスの拡充を図る構えだ。

同社は2013年8月の設立後、太陽光発電システムの設計や機器選定、単線結線図作成などの業務支援事業を展開。11月からは経済産業省へ提出する設備認定書の作成や電力会社への接続申請の代行も始めた。

さらにアリョール(東京都中央区)のシミュレーションシステムを活用した発電量のチェックや架台の強度検査に着手し、サービスの拡充に努めている。

藤村社長は、「システムインテグレータや商社さんでは、技術者が足りていないところが多い。当社が営業以外の業務をサポートすることによって、お役に立てれば」と話す。

今後はシステムの設計補助や現場調査に関するソフトウェアを開発していく。また、保険会社と連携して、物損や日照、売電利益補償を含む総合補償制度のスキームをつくり、今年2月にもサービスを開始する予定だ。

藤村社長は、「いま、中古住宅市場が創出されつつある。太陽光発電システムが搭載された住宅もあるので、新しい取組みを模索している」と述べた。

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