エコモット、auリニューアブルと太陽光発電所開発で業務提携
KDDIグループでシステムを開発するエコモット(北海道札幌市、入澤拓也社長)は2024年1月23日、KDDI子会社のauリニューアブルエナジーと太陽光発電所の開発に関する協定を締結したと発表した。FITを活用しない〝非FIT〟の太陽光発電所を開発していく。
エコモットはEPC(設計・調達・建設)子会社のパワーでんきイノベーションと関東地方で太陽光発電所を開発する。用地の取得や設計・建設を手掛け、完成後はauリニューアブルエナジーに太陽光発電所を売却する。24年4月1日から1年間に亘って計5MW程度を開発する計画である。
エコモット取締役の内藤彰人副社長は、「KDDIグループが23年6月に群馬県と結んだGX(グリーントランスフォーメーション)推進の連携協定の一環で、当社が太陽光発電所の開発を担当することになった」と経緯を語った。
エコモットは07年の設立後、KDDIの関連会社としてIoT(モノのインターネット)機器の導入支援を展開。22年12月には子会社のパワーでんきイノベーションと再生可能エネルギー事業に参入した。