モノクローム、ダイキンと資本提携
住宅用再生可能エネルギー設備開発のモノクローム(東京都中央区、梅田優祐社長)は2024年2月7日、空調大手のダイキン工業と資本提携を交わしたと発表した。住宅用太陽光発電の余剰電力を効率よく空調設備などに使う仕組みを開発していく。
モノクロームは21年の設立当初からダイキン工業と協業しており、24年1月に第三者割当増資を実施して株式をダイキン工業に売却した。今後はダイキン工業製の空調設備やエコキュート(省エネルギー電気給湯器)などを、モノクロームが開発したHEMS(家庭内エネルギー管理システム)で効率的に管理・制御できるように機器と連携する。ダイキン工業は、モノクロームのソフトウエア開発技術などを活かして、太陽光発電の余剰電力と連動して動くエコキュートの開発を進める模様である。
なお、モノクロームは、株の売却額などの詳細に関しては明かさなかった。