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伊坂電気、小水力発電事業に参入

今夏にも第1号稼働へ

太陽光発電所のEPC(設計・調達・建設)を手掛ける伊坂電気(大阪市中央区、西尾潤一社長)は、小水力発電事業に参入する。今夏にも第1号案件を稼働させる。

同社は2020年下半期から小水力発電所の新規開発を本格化した。現在、静岡県内の2ヵ所の小水力発電所を開発中で、21年夏までにまず1ヵ所の稼働を目指す。FITを活用した全量売電を行う予定であり、発電事業者は子会社の森ノ宮エネルギー、EPC業務は伊坂電気が手掛ける。

事業拡大も視野に入れており、同社の小笠原忠好工事部長は、「当面は自社発電所として保有し、発電実績や知見を積み上げたい」と語る。将来的には投資家への売却も検討していく方針だ。

 

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