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東京ガス、住宅用再エネ施工会社を子会社化

東京ガスは2024年5月、住宅用再生可能エネルギー設備の施工会社であるフルコーホールディングスを子会社化したと発表した。施工を内製化し、提案を強化していく。

東京ガスは19年より住宅用太陽光発電設備を初期費用ゼロで設置するサービスを提供、累計数千戸の住宅に太陽光発電設備を導入した。フルコーホールディングスは、住宅用再エネ設備の施工に特化し、再エネ設備の施工能力は年間1万件に及ぶという。そこで東京ガスは施工体制の整備と品質向上を目的にフルコーホールディングスを傘下に入れた。

東京ガスBTMソリューションプロジェクト部の本橋裕之部長は、「複数の協力会社の施工品質にばらつきがあるので、施工を内製化して基準の統一化を図るつもりだ」としたうえで、「人手不足への対策やコスト低減を図る狙いもある」と話す。

東京ガスは今後、再エネ設備とDR(需要応答)を組み合わせて顧客への経済メリットを訴求していく。

設置イメージ。同社は初期ゼロ円設置サービス以外にも、太陽光発電設備や蓄電設備の販売・施工も行っている

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