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NTTスマイル『エコめがね』累積出荷80MW

NTTスマイルエナジー(大阪市北区、谷口裕昭社長)は、太陽光発電用の遠隔監視システム『エコめがね』の累積設置量が発売後2年で80MWを超えたことを明らかにした。11月1日に東京都千代田区のアーバンネット大手町ビルで開催した事業戦略発表会で発表した。

同社はオムロンとNTT西日本の合弁会社。2011年6月の設立後、『エコめがね』の商品化を進め、同年11月に発売。12年5月には販売・施工店が顧客の太陽光発電システムを監視できる『エコめがねⅰ』を市場に投入した。12年8月からは出力50kW未満の小規模産業用分野に展開し、11月には販売パートナー企業100社、設置量は4MWに達した。

昨年11月から通信機能をセットにした『全量モバイルパック』の販売を開始すると、住宅用に加え、小規模産業用分野での販売を一気に伸ばし、累計設置量は今年3月に10MW、11月には80MWに到達。販売台数は1万台、販売パートナー企業は450社まで増やした。

谷口裕昭社長は、「3GWi-Fiルータと組み合わせた『全量モバイルパック』は、小規模産業用向けの遠隔監視システムとして実用的な商品だ。取り付けが簡単なうえ、価格競争力もある。同商品は販売会社さんからだけでなく、エンドユーザーからのニーズも増えている」と説明した。

戦略を説明する谷口社長

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