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エステート24HDの秋田社長ら逮捕

みずほ銀から2億円融資詐欺の疑い

みずほ銀行から約2億円の融資金をだましとったとして、大阪府警捜査第2課は10月19日、太陽光発電販売会社、エステート24ホールディングス(大阪市北区)の社長、秋田新太郎容疑者(28)(大阪市中央区)と元同社財務担当で執行役員を務めた自称自営業の田中智久容疑者(36)(東京都江東区)を詐欺の疑いで逮捕した。

容疑は、2012年9月上旬、2人は共謀して、みずほ銀行に追加融資を申し込む際、返済原資として信販会社に対する売掛債権があるかのように装った内容虚偽の契約書の写しを提示したほか、他銀行から約3億円の融資を受けたと嘘の説明をして融資金約2億円をだまし取った疑い。

この融資金の大半が返済期限を過ぎてもまだ返済されていない模様。同課は私的流用の可能性も含めて今後の取り調べで明らかにしていく方針だ。

同社は09年1月に設立後、電気調理器や電気給湯器などのオール電化商品を販売。11年から太陽光発電システムの販売に着手すると、海外メーカーから太陽電池モジュールを仕入れ、訪販を中心に業績を伸ばす。

11年12月期の売上高は73億円、12年は135億円へ大幅に伸ばし、今期の売上高は、前期比倍増の250億円を見込んでいたとしている。

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