ハレオンソーラージャパン 2.2MWメガソーラー、来春稼動へ
ハレオンソーラージャパン(福岡市、時任毅社長)が福岡県嘉麻市の市有地で開発中の発電出力2.2MWのメガソーラーが来春稼働する。
時任毅社長は「着工まで10ヶ月かかり、何度も諦めかけたがようやくかたちになる」と感慨深げに語る。海外の潤沢な資金が入ることで、太陽光発電の普及拡大が期待されるが、「いくら資金があっても、日本特有の規制や言葉の壁、何より泥臭い不動産の発掘など海外勢にはハードルが高い。何より海外企業が日本の国民負担で成り立つ制度から、売電収入を得るということに違和感を感じる人も少なくない」という。
それでも開発にこぎ着けたのは、「市有地を選び、EPCやPCSでは日本の企業とパートナーシップを組めたことが大きい」と語る。
「開発目標は100MW」とするが、同社では特定建設業を取得し、EPC事業さらにO&Mへの展開も目指す。まずは九州全域で電気工事会社とのネットワークづくりを構築していく。