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JSP、高知県四万十市でメガソーラー稼働

高知県四万十市双海太陽光発電所

太陽光発電システムメーカーのジャパン・ソーラー・パワー(東京都渋谷区、川久保秀水社長、JSP)は9月10日、高知県四万十市双海地区で建設していたメガソーラーの運転を開始した。同社は太陽光発電のIPP(独立系発電)事業を推進しており、今回は同社にとって第1号のメガソーラーとなる。

今回稼働した「高知県四万十市双海太陽光発電所」はモジュール出力1.86MW。モジュールは中・ハレオンソーラー製、パワーコンディショナは富士電機製を採用した。EPC(設計・調達・建設)はJSPと轟組が担当。架台は独自に設計したアルミ製架台を用いた。

PVソリューション事業部の下村陽介氏は、「メガソーラーは海の近くの高台にあるので、塩害対策も施している。防草シートも導入した。今回の発電所にはショールーム的な意味合いも持たせた」と話す。

設置工事は13年3月末に完了していたが、系統接続の問題から7月にまず1MWを稼働。9月に1.86MW全てを連系した。

同部の水島大樹氏は、「先に運転を開始した1MWの発電量を見ると、8月は予測値を上回った」という。

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