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RECソーラージャパン、国内メガソーラーにモジュール計3.8MW供給

品質重視のRECソーラー製多結晶モジュール

ノルウェーの太陽電池メーカーであるRECソーラーの日本法人、RECソーラージャパン(東京都渋谷区、関口剛社長)は8月19日、中部電力グループのシーエナジーが運営するメガソーラー2ヵ所に同社製太陽電池モジュールを供給すると発表した。合計出力は3.8MW。

同社のモジュールが採用されたのは、シーエナジーが東洋紡の所有する遊休地を賃借し、発電事業を実施するメガソーラー2ヵ所。

三重県四日市市の東洋紡三重工場に建設された発電規模2.5MWのメガソーラーは、今年7月に運転を開始。滋賀県大津市の東洋紡総合研究所にて同1.3MWのメガソーラーの建設も進んでおり、今年12月に完工する予定だ。同社が供給するモジュール枚数は2ヵ所合計で1万5324枚となる。

 

今期250MW出荷

RECソーラージャパンは昨年6月の設立後、日本で販売を伸ばしている。今年は計250MW分のモジュールを出荷する予定だ。

関口剛社長は、「当社の製品の強みは品質。シンガポールでインゴットからウエハ、セル、モジュールまで一貫生産している。徹底した管理体制を敷いており、こだわってものづくりを続けている。品質は日本メーカーに引けを取らない」とし、「当社は今後も日本のお客様に製品をお届けしていく考えだ。来年は300MW、15年には400MWの出荷目標を掲げている」と意欲を見せた。

関口剛社長

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