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太陽光発電の国際展示会「PVエキスポ2013」開催

講演、セミナー多数2月27日~3月1日、東京ビッグサイト

リードエグジビションジャパン(石積忠夫社長)は、今年2月27日(水)から3月1日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで、太陽光発電の国際展示会、「PV EXPO 2013」を開催する。基調講演や各種専門セミナーを多数催し、来場者に太陽光発電に関する知見を高める場を提供する。

28日16時から開講する基調講演は、「激変する太陽光発電ビジネスの現状と将来展望」がテーマ。まず、ソーラーフロンティア取締役常務執行役員の平野敦彦氏が、「変化を続けるソーラー業界と今後の事業展望」と題し、日本が再生可能エネルギーの導入加速へ舵を切るなか、今後の業界が取り組むべき課題について、長期的視点から議論する。

次に、ホンハイ・テクノロジー・グループのジェフリー・ルゥシニアヴァイスプレジデントが、「ギガワット規模の太陽電池モジュール全自動無人量産体制実現に向けた取り組み」というテーマで講演する。クラウド・サーバーによって自動制御された生産現場の管理や部品のトレーサビリティ、さらに、モジュール化装置の配置による次世代モジュールの全自動無人製造技術の実現に向けた取り組みを紹介する。

最後に、IHSのヘニング・ヴィヒトディレクター兼太陽光発電主席アナリストが「PV産業の総括と市場動向」と称し、マーケットの展望を講演する。

16年までに太陽光発電導入量は60GWを超えるとし、導入地域や価格帯、市場を牽引する要素を詳述する。13年から14年における需給変動、価格と利益性を論じ、16年以降のエネルギー貯蔵システム、スマートグリッド、分散型エネルギーネットワークに向けた太陽光発電の展望を提起する。

このほか、27日9時より専門技術セミナーを開催する。各種太陽電池の技術動向をはじめ、長期信頼性、パワコン、蓄電池、市場動向、電力システム、固定価格買取り制度など、テーマごとに、産・官・学各界の専門家が講演する。詳しくは表のとおり。

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