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TMEIC PCS生産、今夏までに2GW超に増強

東芝三菱電機システム(東京都港区、櫟原潤一社長)は、2012年度PCS(パワーコンディショナ)受注量が1GW強に達し、今期出荷量は2GWを超える見込みだ。同社は急拡大する太陽光向けPCSの需要に対応するため、今年7月をめどに生産体制を2GW超/年まで増強させる。

TMEICは09年度より大型PCSの本格販売を開始し、100kW以上の大型領域をターゲットに、100/175/250/500/630kW機をラインナップしてきた。

とくに12年7月に始動した全量買取り制度を契機に、生産能力の増強および拡販体制を構築。昨秋より急激な拡大を見せた受注に対し、短納期対応を始め、発電量(kWh)に影響する制御性能や世界トップクラスの変換効率が評価され、12年度の受注量が1GWを超えたとする。

また昨年度の出荷実績は472MWにのぼったが、その多くが13年1〜3月に集中したという。

その一方で、今期出荷量は2GW超えが予想されるため、同社では今年7月までに生産能力を年産1.5GW/から2GW強まで増強する予定だ。

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